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「安堂さんあんた、乳首でイケるでしょ。」
「ん、んん、んぅ…」
「乳首でイク時、この辺りがキュンキュンすると思うんス?」
「ふぐううっ♡」
尻穴にイタズラしていた指が少しずれて玉を伝いながら、下腹部の一点を親指で押されると、胸でイク時のようにキュンキュンするっ。すぐに指は尻のシワを撫で回しに戻るが、もっと押されたかった…!
「ここ、この腹の下に前立腺って場所があるんス。普段は触れないんスけどね、尻穴からなら腸の皮1枚挟んで、触れるんスよ?」
「それって…っ♡ひ、ひああっ♡」
「多分あんた前立腺めちゃくちゃ弱いから、胸でイク比にらならないくらいイキまくるだろうなぁ…指でイケるよう仕込んだら俺のち○ぽでドツキまくって、せーしぶっかけたい…!ナカイキさせたいっ!」
股間の手が解放されたと思ったら、英護はすかさず数人のスーツをまさぐる。普段は紳士的に、シワになるからとジャケットを脱がしてくれるし、ちくびの保護のための絆創膏も優しく剥がしてくれるのにシャツの上から爪先でガリガリと引っかかれると、脳の端がパチパチ光り、シュワシュワと炭酸のように泡立つ。そんな感覚。むね、ちくびいたい、けど気持ちいい、おしりもくちゅくちゅきもちいいっ…!
「いく、いくいくっ…♡えいごっ…♡でちゃう、でちゃうかっ…らあああんっ♡」
今までにないくらい、運転席のシートの上でびくんびくんと数人の腰が飛び跳ねる間も英護は尻と胸、両方に単調な刺激を与え続けた。
「ああああああっ!あーーー!いぐ、いぐううううううっ♡ううーーーーー!!♡」
乱れに乱れ、汗で張りついた髪を振り乱して絶叫する数人を見て英護は舌なめずりした。
数人の下肢がピクピクけいれんし、眼球が上を向いてプルプルしたまま放心してようやく刺激から解放してやった。唇の端から小さな泡を吹く数人に、愛しそうにキスを繰り返す。
「安堂さん、よく今まで変態なオヤジ共に襲われませんでしたね?すっげえ可愛かったっス…。」
「はひ、はひ…」
容赦ない責めをしたくせに、優しい声が耳元で聞き心地いい。
「安堂さん、気持ちいいからって勝手に尻穴開発しちゃダメっスよ?バレないと思って弄っても、触れば分かるんスからね。もしそんなことしたら…」
あ、ああ耳元でイケボの暴力、逃げられない時に脳をイカせるのやめて…やめないで♡
「もう絶対乳首でイカせてあげませんから。」
…ここは英護の言うことを聞いて言う通りにしよう。
「次の休み、ホテルでいっぱい弄ってあげますから我慢してくださいね。」
「わ、分かった、あ…」
こんなはずじゃなかったのに、キスマークを注意するだけのはずだったのに♡
新しい快感の扉を開いてしまった…♡
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