えぴ15

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えぴ15

悠久と思われた2日間だったが、意外とあっさり乗り越えてしまった。次の夜も一生懸命尻穴(表面)を引っ掻いたけれどその次の日はデートだった。しかも普段乳首で絶頂してる数人も無意識のうちに屹立を扱いていたので、体力を消費して落ち着くことが出来た。 「ふむ…」 だからこうして待ち合わせより15分早く到着した数人はいつもの白シャツで、近くの公園に腰掛け読書を楽しんでいた。さすが、大人の余裕である。秋の木枯らしが吹くとまた、季節を感じられて静かに微笑む。 それから5分も経たないうちに公園の入口に英護が現れ、キョロキョロ見渡し、数人を見つけると人懐こくニパッと笑顔になって駆け寄る。 「安堂さーん、お待たせしましたー」 「っ…えい、ご…っ♡」 嘘です、脳内でめちゃくちゃエロいこと考えてました。人がいないことを良いことにこの場で押し倒されたり、乳首を露にしたり、無理やりえっちなことされたいってずっと考えてた。性欲は最初からMAX、数人にほんの少しの理性が残っていなければ実行するほど昂っていた。 「あれ?安堂さんえっちな顔してる。2日も我慢させたのは酷でしたかね?」 「いいから早くっ…せっくすしてくれ…!」 待ちきれない子供のように首の後ろに腕を回す数人を英護は拒絶することなく、むしろ愛しそうに抱きしめ返す。英護のセーターがフワフワ柔らかくて、それさえ性的快感。 「クスクス、誰かに聞かれたらどうするんスか、変態教師♡…本当に抱きますよ?」 ああ、なんていい声、下腹部がズクズク疼いてしょうがない。吐息でメガネが曇るほど数人は興奮して、視界は英護しか見えていなかった。 「我慢した、我慢したんだから…っもう…!」 「うんうん、そうっスね。ホテルでゆっくり話しましょう。…安堂さんに意識があれば、ね?」 色々話すことも予定もあっただろうが、性欲爆発寸前の恋人を見て英護は自制した。 想像以上にこの教師は淫乱らしい、最高だ。 「ほら、安堂さん立ち上がれます?」 「た、立てないぃっ…腰が、抜けてっ…♡」 「こんなエロいあんた見せられて、俺だって興奮してるんス。早くしないとここで犯しますよ?…ははっ、嬉しそう。」 「~~~っ♡おとなを、からかうなぁ…っ」 英護のカッコよすぎる顔面が、逞しすぎる肉体が、殺人的なイケボのせいで腰砕けになってるのに…!それでも置いてかれまいと数人は無理くり立ち上がり、英護もその腰に手を添えてサポートした。そして不意討ちで耳打ちする。 「じゃ、ホテルでパンツ脱がしますね。」 「ーーーっひ、…ぎ…!♡」 「あー、甘イキしちゃった…はは、マジでめちゃくちゃにしてやろ。」 ご機嫌の英護に引っ張られる形で、数人は愛車へと戻って行った。
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