えぴ17

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「んっ…」 部屋に入るなりベッドに押し倒され、胴を跨いで覆い被さりキスされる。 くすぐるような短いキスから、気づけば舌を絡ませ口内を舐め取られる濃厚キス。 他にキスの経験がないから判断材料が少ないが、英護はキスが好きで上手い。 「ぷはっ…」 あっという間に息が上がり、たまらず顔を背けるとやはり手遊びのように胸の先を摘ままれる。乳首が超絶敏感な数人には悶絶級の刺激だ。 「ひっ♡い、あ…っむね、きもちいっ…」 「ふは、安堂さんのベッドだからかな?いつも以上にスケベでマジで意地悪しちゃいそうっス。」 「ふぁんっ♡」 摘まんだまま胸の先を引っ張り、ピンッと離されると背中がのけ反るほど気持ちいい。 手際のいい英護は止まることなくシャツのボタンを全て外し、ズボンのホックを外して数人を半裸にする。 「もっとグッズグズに溶かしてあげたかったけど、コーフン止まんないっス。早々にお尻開発しましょうか。」 腰を抱くように尻をムギュッと揉まれる。 確かに英護の声色は上ずり、野性味と色気があっていつも以上にカッコいい♡ 「……その、」 「ん?怖い?」 「いや、…優しくしてくれ。」 恥ずかしそうに顔を俯かせ、メガネの端を熱気で白く曇らせる数人を見て英護はゾクゾク高ぶり、自然と笑みを浮かべていた。 「ちょっと約束出来ません。」 そう早口で告げて、数人のズボンをマグロの一本釣りのようにひっぺがした。
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