えぴ19

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すぐに来ると思っていたものだが、英護はたっぷり5分は来なかった。正座には慣れているが、全開(フルオープン)の尻が寒いな。 なんだかこうしていると修行をしているような…心頭滅却、瞑想してる気分だ。しかし煩悩は消し去れない。 またもう少し待ってようやく英護は寝室のドアを開けた。 「ふースッキリしt…」 顔を上げて最初に見た尻丸出しの数人に驚きすぎて、危うく尻もちつきかけた。咄嗟にドアノブにしがみついたものの、腰に力が入らずマジマジと数人を観察した。 「なっ、何ヤッてんスかぁ!安堂さんのえっち!!」 「?君がやれと言っただろう?」 最も予想してない反応且つ自分のことを卑猥物のように扱われて若干機嫌を損ねる。 英護はドア前で深呼吸を二回すると困ったような怒ったような複雑な顔して突進し、下半身丸出しの数人をベッドに押し倒した。 「俺がなんのためにトイレで抜いてきたとっ…ガッついたら冷められないかとか色々心配してたのに、なんであんたはこんなにエロいんスか!今すぐぶち犯しますよ!?」 トイレが長かった理由はそれか、と頬の上が熱くなる。数人は数人で年上としての苦悩があるが、それは年下の英護も同じらしい。 やっぱり困った顔してて、かわいいなと笑ってしまった。 「あっ笑ったっスね!?」 「ああすまない、好きにガッついてくれ。」 「うぅ…それもわざとっスか?煽ってるようにしか聞こえないっス…」 数人の胸元でいじけた英護だったが、ペースを乱されまいと深呼吸を三回繰り返した。 「今はあんたの方が余裕っスけどね、1時間後俺の指でヒンヒン泣かされるのはあんたの方スからね?」 「ああ…それは楽しみだな。」 「調子狂うスけど…こうしたら一瞬で俺の優勢スからね。」 「はんっ…♡」 英護は数人の余裕顔を乱れさせたくて、彼の弱点である胸の先を摘まむ。親指と中指で強制勃起させ、人差し指の側面で先っぽをカリカリ(なす)ると数人はあっという間にメガネの端を曇らせ蕩けた声を上げる。 「あっあ、両方いっぺんに…っんん、あっ…」 「あんた本当に乳首好きっスね…。」 ちくびでイケるほど大好きだから仕方ない。 ちくびを引っ張り上げられると、釣られて数人の背中もグググと持ち上がる。伸びきったちくびを中指と親指で潰されるのがたまらなく気持ちイイ♡ 「きもちいい、きもちいっ…♡」 うわ言のように快楽を呟く唇に情熱的なキスされる。引っ張ったちくびに爪を立てられる悲鳴も、腫れたちくびを親指と人差し指で潰される矯声もキスに吸いとられてしまう。 「んん、むちゅ、んふぅ…ちゅばっ…」 「ぷは…安堂さん、尻の準備はしてますよね?」 「ふあ、あんっ…腹の中は、空っぽだ…んんっ」 喋ってる間くらいは胸を弄らないで欲しいが、気持ちいいから止めさせない。 「最高…」 「ん、あっ♡」 両方同時にピンッとちくびを離された。ギリギリまでつねられた余韻でちくびがじんじん熱くて、これが好きでたまらない。
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