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「はああ…ああ、……ああんっ…あ…あ…」
にゅ、にゅと出口から異物が逆流してくる不思議な感覚。まだナカの感覚は曖昧だが、縁に指が擦れると気持ちいい♡息を吐ききる頃には、英護の指もしっかり奥まで挿いったらしい。
「おー、えっろい見た目。指動かしてみますよ?」
「ん、んん」
やはり小指や薬指とは違う、圧倒的存在感。
痛みはないが、太さが気になってしまう。
だが昨日の初挿入に比べれば、やや慣れた。
「いたい?」
「いや…」
「拡げるためにクルクルかき混ぜますよ。」
「ん…」
手首全体を捻ってかき回したり、指で内部を探るように捏ね回したり、いずれも変な感覚だが、痛みも快楽もない。
「開いてきた…中指に沿って、人差し指も入ります。」
「ん、ん…」
言葉は理解しているが、頭がボーッとしてきて…ただ、もっと刺激して欲しいと願う。
「く、あ…♡」
「さすがに太いか、安堂さん、いたい?」
「へ、いき…だ…っ」
これは…下品な例えだが、健康な日に出すものと同じ太さだ。それが逆流して体内に戻ってるようで、体の感覚がおかしくなりそう。奥に入るまではひきつるような感触もあったが、根元まで入れば落ち着いた。
「縁は締まってるけど中は柔らかいし、前立腺探してみますよ。」
「あ、ああよろしく頼む。」
って返事で合ってるだろうか?今まで結構な作品を読破したが、尻を弄られる主人公は見たことなくてデータが足りない。
ただ、前立腺という響きだけは医学的よりも官能的な気がする。英護はゆるゆると緩急をつけながら、内部を探るように指を動かす。
「うーん、この辺りと思うんスけど…」
前立腺が何か知らないが、この例えようのない意味不明な感覚だけなら正直…内臓をくすぐられてるような感触だが、快楽はない。
「そういえば前立腺はち○ぽが勃起すれば、一緒に勃起するはず。安堂さん勃起してください。」
「あ、え、いやちょっ…!ふああっ!」
わざと雑に陰茎を扱かれる。乳牛の乳搾り体験するときもこんな感じだったことを思い出す。それなのに、力強い搾りの中でも繊細な力の強弱が敏感な部分に伝わり…数擦りで半勃ちしてしまった。
「あ、あっ分かった、これだ!」
こりっ
「ーーーーーーっ!?!?!?」
腰の辺りに電気が走った気がする、ビリッと強い衝撃だった。しかしそれは痛みではなく、甘く熱い感覚で、数人の呼吸が早まる。
「勃起したら分かりやすいもんスね、どこも耳たぶくらいの柔らかさだったけどここだけ鼻の頭のような、コリコリ感。でもすごく柔らかい。」
こりこりこり…
「いっ♡びっ、ぐっ、あ"っ…♡」
分からない、これが快楽かどうか分からない。でも捏ねれば捏ねるほど熱くてじんじんして、1度で気に入った。
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