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三日目となれば部屋の掃除、尻の洗浄、入浴の手順もこなれてきた。ただ若干、排泄する時に前立腺に当たったのか「んぐうぅ♡」とトイレで喘いでしまった、恥ずか死ぬ。
前立腺…好きか嫌いかで分けるなら大好きだ。今のところちくびをいじられる次に気持ちいい。陰茎がランクインしないところ、順調に開発されてるような気がする。
昨日はなぜか英護が喜んでいたから、またパンツを脱いで寝室で待ってようかと思ったが彼はノックもインターホンも鳴らさないし、万が一頼んでおいた配達が来たら不審者として通報されるだろう、絶対に敗訴する。
そんなわけでキッチンで茶を淹れる用意しつつ玄関の物音に耳を澄ませる。毎度お茶の用意をするが、大抵沸かし直しになる。
もはや目的はお茶を楽しむ、よりも英護が来るまでソワソワしてたまらない心を落ち着けるために湯を沸かす。
そう言えば尻の違和感がもう1つある。
なぜ教頭は男の自分の尻を、あんなに熱心に触っていたのだろう?何が楽しいのだろうか。分けるのであれば不快だが、意味が分からないので何も感じていなかったな…
「あーんどーさーん」
「ぬ。」
来たか、急ぎ火を消し、いい年してスキップしないよう逸る心臓を宥めつつ玄関に向かう。
ガチャ
「あは、安堂さんはやーい。」
「いいから、入りなさい。」
「はーい♪、お邪魔しまーす。」
英護は後ろ手でドアを閉めた瞬間、立ち尽くしていた数人を強く抱きしめる。
「ふっふっふ、今日の俺は一味違いますよ。」
「それは、美味しくなっていると言うことか?」
「もちもち、脂のってますよ~!って言うのも、安堂さんがえっちすぎるから今日は来る前に1回抜いておきました!そうしないと、ずっと股関痛いんスよ。」
「そ、そうなのか。」
耳元でイイ声で卑猥な会話をしてると、それだけでもう腰が砕けそう。それだけでもうドキドキしているのに、英護は追い打ちをかけた。
「くす、昨日の安堂さんめちゃくちゃ可愛かった…早く今日もお尻の中ぐちゃぐちゃにかき回して乱れる姿が見たい…。」
「はぅ、うぐぐ…」
囁き声で完全に落ちた。無意識だがもう、英護に抱き支えられないと立っていられない。
ああもう待ちきれない…。
「来るなりえっちなことするのってスケベっスよね。じゃあ行きましょうか。」
ああ今日もいっぱいいっぱい気持ちよくされる。このまま引きずられて部屋に入れば英護の責めに成す術なく噴かされるぅ…♡
イチャイチャしながらジリジリ部屋に向かう途中、英護も尻をわし掴んできた。そう言えば、教頭の話をしようと…
「その、英護…」
ピンポーーン
小気味いいチャイムの音が玄関を突き抜けた。
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