えぴ21

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「ふは、相変わらず乳首弱いっスねえ♡」 そういうお前は相変わらずキスが好きだな。と心の中で思う。強く潰したあと、優しく先っぽを撫でられるともうメロメロになる。 「あ、ああ、もっ…ちくび、らめだ…♡」 指を離さず絶え間なくコリコリ捏ねられるのが1番弱いことを知ってて英護は弄り続ける。満足そうな笑みを浮かべながら。 「どーして?ツンツン乳首、すげぇえっちなのに。」 「んぅう、う、もういく、いくからっ…♡」 「ふふ、安定の弱々乳首。もっといじめてあげますね。」 「ふああっ!♡」 両方同時に摘まんだままピンッと離されると軽くイッてしまう。いつもはこれくらいの抵抗じゃやめないくせに、すぐ止められると自分で弄りたくなるほどムズ痒い。だけど英護の「もっといじめる」って発言もすごく気になってドキドキする♡ 「今日はこれでたくさん遊びましょうね。」 と、取り出したのはローション…?乳首への飽くなき快楽への好奇心でサラサラタイプからネバネバタイプまで網羅した経験のある数人にはなんとなく見覚えがある。確かこのタイプは温感タイプ…? 英護は新品のフィルムを剥がし、早速蓋を開けた。そして胸板に直接かければ、答えはすぐ分かった。 「ん、んっ…」 垂らしてすぐは冷たい、ような独特の感覚がする。だが広がる液体のようにジワリと熱を感じ、ポカポカ温かい。結構粘度が高いタイプのようだ。英護が指で掬うとネチネチ絡まる。 「乳首摘まみますよー」 「ああああっ!♡」 普通、ヌルヌルしたローション越しにちくびを摘まむと指が滑るはずなのに、英護は根元に爪を立てるようにして摘まんだ。そこからローションの粘度でヌルンッて滑る感覚がたまらない、熱くてさらに気持ちいい…! 「これいく、いく…っ」 「気に入ってもらえました?良かったっス。」 両方のちくびを丹念にじっくり丁寧に捏ね回しながら英護はニッコリ笑う。それもう、本当にやめてくれぇ…♡びくびくが止まらない。 「あ、ああ、あっいく、ちくび、あつくて溶けるっ…♡う、あ、いく、いくいくぅ…っ♡」 「はい、寸止め♪」 「んああっ!?」 狙ったのなら本当にすごい、あと1秒でいくって瞬間英護は両手を胸から離す。無意識に自分で手を伸ばすも手首を掴まれ止められた。行き場のない快楽がウズウズと体の中を暴れ回り、熱いちくびの先っぽが切なくジンジン震えてる。 「いやだ、いきたい、いきたいぃ…っ♡」 ヨダレと涙で顔を濡らしながら懇願した。
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