えぴ24

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ふと気づけば数人はショッピングモールのイベント会場で生徒に講義を開いていた。 周りの誰も異様に思ってなどいなかった、よくよく思い返せばこれは夢…だったのかもしれない。数人はウサギとカメの話をこれでもかってほど熱弁していた。 「つまり、この時のカメの時速が約…!」 生徒も全員しっかりと聞いてくれた、いい講義が開けて大変満足だった。そのまま道の真ん中を通ってショッピングモールを出て、車のドアを開けて乗り込んだはずだった。 「安堂さんおかえりなさい~」 ああ、今開けたのは自宅の扉だったか。 嬉しそうにパフェを食べていた英護が出迎えてくれた。一仕事終えて、ソファーにスーツを放り出しリラックスタイム。すぐ隣に英護が座ってくれた。 二言三言、他愛ない会話を交わしたと思う。内容はよく覚えていないがお互い笑っていた。確か「宇宙のマントルにブラックホールがありまして」みたいな会話を真剣にしてたと思う。 「ふふ、ふふふっ…」 笑いの余韻にしばらく浸ったあと、シンと静まる。決して空気が悪くなったのではなく、むしろ艶やかでムーディーなものだった。 英護がいつもの優しい笑顔でこっちを見ている。 「安堂さん…いいですか?」 「ああ、今日も開発するんだろう?」 「いえ今日は胸の方ですよ。」 それを聞いて数人の内心は非常に高ぶった。 胸を弄られるのは本当に大好きだ、しかし禁止したのは英護自信。期待と葛藤で揺れ動き、口角がピクピク反応した。 「いいのか、その…まだダメじゃないのか?」 「特別ですよ、それとも…俺に乳首舐められるの嫌ですか?」 嫌なもんか嫌なわけあるか、ちくびを舐め溶かされる快楽が何よりも大好きだ、尻穴を弄られる前はそれだけに耽るほど大好きなんだ、と証明するように数人は慌ててシャツを脱ぎ捨てた。露になった胸板に英護が頬をすり寄せ、満足そうに笑みを浮かべ、その唇が… ちゅっ…♡ずず、じゅるる…♡ 「はああああっあ、あーーーー!♡」 きっ♡きもち、いい♡気持ちいい!いつも気持ちいいのに我慢してたせいだろうか、いつも以上に敏感で、たまらないほどイイ!もっと、もっと舐めて吸ってしゃぶってくれ! じゅる、じゅう…♡くちゅ、ペロペロ… 「ううう、うー、うううーーー!♡」 膝がガクガクけいれんする。ヨダレと涙がポタポタ止まらない。もうイッてもおかしくないほど気持ちいいのに何も起こらない。ただ荒れ狂うような快楽の暴風に流され、びくびく震えるばかりだった。苦しいのに、それでももっと、もっと舐めて欲しい…! 「ふあ、あっ!♡」 願いが届いたのか、反対のちくびにも濡れた柔らかい感触が触れた時はまず悦んだ。 しかしおかしい、英護の口はいくつあるんだ?と涙の滲むメガネ越しに目を開けて見ると、衝撃の光景だった。
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