Attack number two

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夜霧が戻って来たが、実は処分に困っていた。便利な生活程にその滓や屑に悩まされる。まぁそれと同じ様に人の血を吸い過ぎた名刀は妖刀に至る。「俺はしかし、経験を活かしたい。命のやり取りをして来たんだからな。あっははっ!絶対役に立つ。」妖刀夜霧の始末と宮浜空輝の掩殺。俺にはそれしか残っていない。「私を殺すにはレフィル、君が死ぬしかない。」噂をすれば何とやらか?宮浜空輝様のお出ましだ。俺は夜霧みたく嫌になり、腹をかいていた。「じゃあ、やれよ!俺はお前を掩殺するんだ!」俺と来た日にゃ胡座を掛かんと尻餅をついて強がっていた。眼前には高貴な装いのキングだろうか?宮浜空輝が居た。「あっははっ!掩殺したければ、私には言うべきではないな。国は掩殺なら許可したんじゃないか?」宮浜空輝はくだらない知恵比べを俺に持ち掛け、勝ち誇るでもなしに笑んでいた。
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