第12話「ニフトラウスの館」

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そして目を細めて…煙の中に見えた顔をジッと見詰めるっ!!? ねむ姫「時にそなたっ!?妾の部屋に何も準備しないで来たのでは無かろうな?」 ??「ご安心下さいっ!!?姫さまっ!!?いつもの物ならば既に手配してありますっ!!?」 ねむ姫「フフっそうか?そなたの働きにはいつも感謝しておるぞよっ!!?」 ??「はっ!!?それでは私はこれにて失礼させて頂きますっ!!?」女はそう言うとその場から煙の様に消え去って行ったっ!!? 1人部屋に残された女はそれを見送ると…フゥーっと息を吐いて…怪しげな笑みを浮かべるっ!!? ねむ姫「フフっ(笑)!!?わっぱっせいぜい妾を楽しませてくれよつ!!?」 ねむ姫「このねむ姫がついておる限り先帝の雨は負けはせぬっ!!?」そう話した女の目は何処までも怪しく光っていたっ!!?その瞳はこのニフトラウスの館を象徴する様に…怪しく揺れて何処までもゆらめいていたっ!!? そこから見えた景色が象徴する様に時間は流れて…ゆっくりと…色鮮やかに煙が彩られていくっ!!?その光はまるで…壁一面に咲いたロベリアの花を照らす様に消え去ってフワリと…空気に溶け込んで行くっ!!? そして…リリナ・パーシヴァル・フィールの中で何かが弾ける時〘二条達也〙の中で〘何か〙が変わるっ!!? ♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪                    END  ニフトラウスの館へと足を踏み入れた二条たちはゲームマスターの指示に従って…リリナの部屋を目指していたっ!!?一方で…ねむ姫と呼ばれていた女はそれを見ながら…何かを憂うように二条たちを見詰めていたっ!!?そして…彼女の中で次週「傀儡」「第13話へ続く」   
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