塩パンは涙の味
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わたしは直也の姿が消えてからしばらくベンチにいた。 空が暗くなると、温かい色の明かりが目に入った。 あのパン屋さんだ。 わたしは立ち上がり、この時初めて、夕暮れ時のパン屋さんに入った。朝とは違い、並んでいるパンは少なく、お皿の花柄が見えているのもあって、見慣れた朝のコーヒーのサービスは終了していた。
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