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助かった
帰り道・・自宅まで約10キロの道のりも自転車を漕ぐ脚が軽い!
約10キロの道のり・・まだ暑い夏日であった。
自転車を漕いでは汗も滴り落ちる道のり。
Aは近道を漕いでいた。
あと半分で自宅だった。
『ここを曲がれば・・!!』
路地を曲がってから・・国道に!
『あゝここだ・・あの日事故を起こした信号の場所!』
自転車を漕ぐ脚を停めたA!
コンクリートの地面を見て居るA!
『・・何も無いし捜査員も居ない!』
やはりあの台風が俺の事故の痕跡を無くしてくれた・・Aは安堵して思った。
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