運命の人

ー貴方とずっと一緒がいいなっ！ー
（私はもう優斗以外と手繋いだりしない）
心の底からそう思っていたのに､､

私は今気づいたら優斗以外の人とキスをしてた。

今日はデートの日。
水族館にやってきて、優斗とはしゃいだ水族館。
私は湊に対して初めて来たって顔しながら湊とはしゃいだ。
ふと、魚を見ると、優斗とお揃いで買ったキーホルダーを思い出した。
（あれ、どこにしまったっけ、）
思い出すたびに、別れの辛さを思い出す。

「結衣。大好きだった。幸せだった。」と呟いていた。
別れてもまだ好きだった、とか言わないよ。
幸せだったとか要らないよ、
そう思いながら私は湊と付き合っている。

「結衣？今日も同じ香水つけてるんだね」
「え、あぁ、うん！」
この香水は優斗が好きだった香水の香り。
まだ、手首につけてしまうくせに、