665人が本棚に入れています
本棚に追加
一番奥の寝室にはリビングと同じように、東京の灯りが部屋に差し込む。
寝室には大きなベッドが一つと本棚。
一気に実感がわいてきて恥ずかしくなる。
賢二さんが振り返って、再び私にキスを落とす。
今度は最初から舌が積極的に絡まってくる。
思わず、手を放してしまい、ワンピースが足元に落ちる。
キスを続けながら、キャミソールの肩紐に指をかけられ、ゆっくりと下におろされる。
あらわになったブラジャーの上からしっかりと胸をもまれる。
「ん、ん、あぁん、恥ずかしい。」
「きれいだ。」
賢二さんがストッキングの腰の部分に手を掛けた。
「ま、待ってください。脱ぎますね。」
私がストッキングに手をかけ、自分で脱ごうとするのを見て、
賢二さんも自分のシャツを脱ぎ、上半身裸になって、ベッドのふちに座り、
ストッキングを脱ぐ私を見る。
ブラジャーとショーツだけになった私を眩しそうに見つめ、
「洋子さん、きれいだ」と手をこちらに伸ばされ、
賢二さんの腕の中に吸い込まれる。
「でも、シャワー。」
ふと我に返って思い出し、賢二さんに提案するが、
「ごめん、余裕ないから。」
すぐに却下された。
最初のコメントを投稿しよう!