プロポーズ

3/7
649人が本棚に入れています
本棚に追加
/59ページ
シャワーを浴びて、お互いにバスローブで抱き合い、キスをしながら、 ゆっくりと賢二さんが私のバスローブのひもをほどく。 さらっと足元にバスローブが落ち、下着の私が薄い明かりに照らされる。 「ん。」 賢二さんがかたまっている。 「何か言ってください。」 少し前を隠しながら賢二さんの前に立つ。 今の私は、 全てが真っ白な、お尻が隠れるぐらいの丈の可愛いベビードールと総レースのTバックを大胆に着ている。 レースもひももすべて白。 1ヶ月程前から今日の誕生日祝いを考えていて、 食事の時に渡したネクタイとは別に、サプライズでこの下着を買ったのだ。 「一応、サプライズのつもりで、 賢二さんが喜んでくれるかと思ったんですが。」 ベビードールはすけすけで、うっすらと乳首が見えている。 ベビードールの前は左右に分かれ、下はTバックのレースで、 何もつけてないと言っても過言ではない。 そしてまだTバックには秘密がある。 「うん、サプライズ成功だな。 洋子がこんなに大胆で嬉しいよ。 俺のために選んでくれたんだろ。」 じっくりと賢二さんに全身を見つめられる。 「あの、やっぱり恥ずかしいから、着替えますね。」 慌てて、バスルームに戻ろうとする私の腕を賢二さんが掴む。 「いや、せっかくだし。 このまま、ね。」 そのまま賢二さんの胸に抱きとめられ、キスされる。 賢二さんはすっかり興奮しているようで、舌がすぐに入って来て、荒々しく口内を蹂躙される。 「ん、ん、はぁ。」 一心不乱に求められて、息ができない。 賢二さんの右腕がゆっくりと、レースの上から胸の周りを撫でまわす。
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!