狐浅葱色

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「ねえ、伯、 伯は、どんな時代を見てきたの?」 「時代、、ですか、 そうですね、戦国の世、幕末、江戸、大正、平安、鎌倉とたくさんの時代を見てきましたから、」 「そうなの⁉︎ 私も伯みたいにたくさんの時代を見てみたいな〜、、、よし!決めた!」 「?」 「私は、伯みたいな竜になる!」 「え、でも光奈様は妖狐でしょう?」 「妖狐は、、化ける?」 「あ、その手がありましたか、 はい、その時までこの伯、お待ち致します。」 「絶対ね!」 そう、言ったのに、 「光奈、さ、ま、お逃げ、くださ、い、」 「い、嫌だ!絶対に伯を!」 「ならば、力、づくで、」 、、なんで? ねえ、何でそんなことするの? ただ、私は、私は、、
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