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「見たんですね…。
私の秘密…知られてしまったのですね…。
では…生かしておく事は出来ませんね…。
あなたには消えてもらいます…。」
私はそう言って彼にゆっくり近づいて行った。
彼は凍りついてその場から動けない様子
だった。
「えっ?まっ、待ってくれよ…。
ちっ、近くに来るなって…。
わっ、わっ、うわぁ〜〜〜〜〜〜!!
ばっ、バケモノだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
彼は腰を抜かして、尻もちをついた。
頭を抱えて酷く、怖がっている様子だった。
私はそれを見て少しだけおかしくなって
笑った。
「うふふ。驚かせてしまったみたいですね。
私の秘密…知ったからには…
そうですね…私と結婚してもらいます。
覚悟して下さいね。」
私は笑顔で凄い事を言った。
それが、彼との出会いだった。
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