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……違った。
俺の前にはくびれクイーンと名付けても良いほどの、ウェストがキュッとなった女神様が立って居た。
「ごめ~~ん正太、遅刻しちゃったテヘッ」
なんだ、この登場の仕方(汗)
まるでデートに遅刻してきた彼女ばりのノリじゃねーーかっ。
遅刻して来たのをウィンク一つで誤魔化せるなら、校則なんて必要ねー。
今の自分の姿が学生時代ってのが影響しているからか、それとも俺の経験が学生止まりで終わっているからなのか? 発想がどうも学生の域を抜け切れていない。
つっても、そういや万年俺に彼女はいないんだった。
俺の人生結局彼女無しで終わるとは辛すぎる……。
いや待て……確か一度、そう一度だけデートをしたことがある。
まあ、それは俺の黒歴史で終わったから詳細は封印と。
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