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俺の名は月並正太。
どうやら俺は死んだらしい。
ニート生活の自堕落な生活から一念発起して、
さあ、就活を始めるぞと外へ出た矢先のことである……。
暴走したトラックから小さな女の子を守り、
そしてこの世に別れを告げることとなった。
まあ、なんともあっけない人生である。
結局俺の人生の最大ステータスはニートのままで終わった。
俺はいま天空の広間という所に居る。
所謂審判の広間なんだとか。
何でそんなこと知ってるのかって?
だってそこに看板が見える。
そうやって説明が書いてあるんだから仕方がない。
嘘を言うな?
知るかよ、信じないならお前も死んで此処にくれば分かるさ。
これでも落ち込んでんだ。少しは故人を労わったらどうだ。
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