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ケンくん２

なら．．．あるかんじ．．．。
奈良(なら)にある感(かん)じ．．．。

ぼくは、ならにいったことがあるぞ。
ならといえば．．．

シカ

だな。

シカって、かんじだとどうかくのかな？
むう、ぜんぜんしらないぞ。

ぼくはうまどしうまれだ。
だから、「牛」と「馬」はかけるんだ。
シカはかいたことがないし、おしえてもらってないな。

うまとシカって、おなじような、じなのかな？
だとしたら、「大」はかんけいないよな．．．。

ん？

ならで、「大」といえば、だいぶつじゃないか！
やっぱりシカはかんけいないんだ！

だいぶつのあたまには、いっぱい「、」がついてるな。
ん？「、」じゃなくて、「。」だったきがするぞ。
そうだとしたら、これもちがうのか．．．。

あ！

やまに、ひで「大」のかたちをつくるやつがある！
あれのことかな？
「、」は、ひとをあらわすのかな？

って！

それきょうとじゃね？
いや、ならでもやるってきいたことがあるぞ。
そうか、つまり、こたえは．．．

「火」

うん、ちがうね。
これじゃないね。

せんせいのヒントは、このようにまちがえさせるための、こうみょうなわなだったのか。
これがせけんでいう、「こうめいのわな」ってやつだな、きっと。

そんなのにひっかかるぼくじゃない。
つぎは、ちゃんとしたヒントをもらおう。