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5話:1回目の夏休み
「あぁーもう夏休みかぁ〜。毎日学童だけどね〜!」
「そうだよね〜ほんと。家で漫画読みながらゴロゴロしたいのにー!!」
「いや、漫画読んでるだけの毎日とかおもんなw」
「漫画よりゲームだろ!!」
そうやって毎日しおりと光と俊と私の四人で学童へ向かってた。
毎日学童で面白くないって思ってたけど、結構楽しかった。
「今日学童行ったら何する〜??」
「えーとりあえずなつ呼んでおままごとでもする?」
「それ、俺ら入れないじゃんw」
「別に光たちと一緒に遊ぶとか誰も言ってませーん!」
「うーわコイツ!」
「はいはい、喧嘩はやめましょーねー」
しかも毎日喧嘩しながら向かう。
まぁ、ちゃんと仲直りするんだけどね。しおりのおかげで。
ガラガラガラガラ
「「「「おはよーございまーす!」」」」
「おはよ!あれ!4人今日早いね!どしたの?」
「いやー俺らは毎日早いんだけどさぁ...」
「るりがいっつも寝坊しちゃうんだよねぇ...w」
「でも今日は早かったの!偉いでしょー!!」
「偉い偉い!これからも続けようねー!なつ毎日暇だからw」
「うーんと、毎日は無理ぃー!!」
そうして、いつものメンバーが全員集まって。
仲良くカルタしたり、けん玉したり人生ゲームしたり?
学童にはゲームっていうものが無いから。
「皆ー!宿題の時間だよー!!宿題忘れちゃった人!」
「えーもう宿題の時間?もっと遊びたい!」
「俺ドリル昨日終わらしたもんね〜!」
「えーずっる!答え見せて!お願い!」
「むーりぃー!あ、でも1ページくらいなら別にいいよ」
「それ答えじゃないじゃん!!」
「また光とるりの喧嘩始まってるって!」
皆で頑張って宿題を終わらせてたのに...。
1人、サボってた人居たよね?
俊さん...w
「はーい宿題時間終わりー!皆遊んできていいよー!!」
「やっと終わったぁぁぁ!」
「どうする?外行く?」
「皆の好きな人知りたい!」
「それ、なつがるりの好きな人知りたいだけでしょw」
なつがそう言ったから、私達は外に出てお決まりの場所、鉄棒へ向かった。
私の好きな人バレたら結構ヤバいんだけどなぁ〜。
「まぁ、言い出しっぺからだよね!普通は」
「そうだよね〜でもるり達はなつの好きな人知ってるけどw」
「えーっとなつは結です...言ったよ!?はーい次るり!」
「いやぁ〜るりは言わないよ〜?」
〜飛ばして帰る時間〜
「さようなら!!」
「「さようなら!!」」
「やっと帰れる〜!帰ろ〜!」
帰りも登校の時と同じメンバーで帰る。
「俊と光!先行ってて!うちら話したいことあるから!」
「え、しおり?話すって何...」
「おっけー!あとから来いよー!」
俊と光が行った後、しおりが言った。
「るりの好きな人って...光でしょ」
「何で!?違うよ」
「だってあの時、うちが行った後2人何かあったでしょ〜?w」
「別に!るり、何もしてないもん」
しおりになら...言っても良いかも。
あの時、私に勇気をくれたから。
「分かった...言う!言うけど...誰にも言わないでね?絶対!」
「なつにも言っちゃダメ?」
「うん、絶対ダメ!!」
「分かった...だから教えて?」
「その、さっきしおりが言ってた人...」
「ほら!やっぱりそうだった」
「そうやって言うと思ったから言いたくなかったの!」
この話が終わった後、光と俊の所へ向かった。
しおりとこんな話した後だから何か恥ずかしいじゃん!!
「光!俊!ごめん〜!」
「あ、やっと来た!何の話してたの?めっちゃ気になるんだけど」
「え、何も話してないよ、別に」
「うっそだぁー!何も話してなかったらあっち行かねーだろ」
「えーだからるりの話してたの」
「それが何の話かって聞いてんの!!」
こうやって話しながら毎日帰ってる。
結構楽しい夏休みだったけど...喧嘩もたまにあったね。
題名「私の辛い過去」でどこも辛くないじゃん!って思う人もいる。
1年生と2年生は楽しかったってことだけ、
先に伝えとくね。
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