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眼鏡の下で難しそうに眉を寄せ、私を壁へ押しつける。
そのまま、ゆっくりと彼は腰を動かした。
「あっ、……はぁっ、……ダメ、課長……逝っちゃう」
耐えられなくて腕を伸ばし、課長にきつく抱きつく。
とん、とん、と奥を撞かれるたびに、目の前がショートした。
「俺もすぐ、イく……!」
ぐちょぐちょと卑猥な音が、真っ暗な中にそこだけ灯りのついた給湯室に響く。
課長と密着した身体が服で擦れ、さらに快感をもたらせた。
つま先立ちの片足はそろそろ限界を迎えそうだ。
「……はぁっ、か、ちょうっ……!」
少しだけ身体を離し、見上げた彼の髪は乱れていた。
ほんの一瞬、見つめあい、課長の唇が重なる。
性急に求めあいながら、ラストスパートとばかりに彼が激しく、最奥をノックした。
身体は快楽のエレベーターに乗り、一気に高みを目指していく。
「あっ、あっ、ああーっ!」
「うっ」
私が突き抜けると同時に、お腹の中に課長の欲が注ぎ込まれる。
「大丈夫か」
「……まあ」
抱えていた足を下ろし、私が倒れないようにそっと課長は支えてくれた。
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