登場人物(該当話:第12話迄)

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登場人物(該当話:第12話迄)

メインキャラクター ●ソウヤ『S-Y=ソウヤ』(男性型アンドロイド) 完成から1年。外見年齢は20歳ほどで、痩せ型。170㎝。 ヤマト王国 王子殿下付き護衛機(期間限定契約) 元・ミヤジマ博士専用のセクサロイドで、夜のお相手の他、彼の秘書業務や身の回りの世話も兼務していた。 ツンデレ気質で嫉妬深いが、生まれてからまだ日が浅いからか、純粋で人を疑うことを知らず、人間そのものを敬愛している。 アンドロイドらしからぬ思考力の高さを持ち、感情表現が豊か。 特技は夜伽(自称)と、お茶やコーヒーを淹れて人間に振る舞うこと。 創造主であるミヤジマ博士を深く愛している。 ●ミヤジマ博士(人間・男性) アンドロイド開発技術者で、ソウヤの創造主。25歳。183㎝。 高校から大学院までを何度も飛び級してきた、世界レベルの頭脳を持つ天才。 ヤマト王国にとって非常に有益な人材だが、いかんせん素行が悪く自堕落な生活に溺れていて、政治家や中央省庁役人からは概ね評判が悪い。 バイセクシャルで節操無しだが、自身の最初の完成AI機・ソウヤへは特別な想いを抱いていて、本命は生涯彼ひとりと決めている。 ●イツキ王子(人間・男性) ヤマト王国の王子にして唯一の王位継承者で、ソウヤの主(護衛対象者)。12歳。148cm。 内向的で繊細な心の持ち主。少し自信無さ気で、王族としての威厳は目下育成途中。 多感な年頃で、自分を王位継承者の器と思っていない節があることから、将来像に国王以外の夢も抱いている。 父である国王と同じく、王国・王室に対し良からぬ心情を持つ輩から常に命を狙われていて、先日ソウヤの先代の護衛機をテロによって失ったばかり。 ●サンチェス博士(人間・女性) 本名はカルラ・サンチェス。出生地はヤマトではなく、地球裏側の南欧出身。35歳。173cm(ヒール含) ミヤジマ博士と同業で、ヤマト国内で屈指の技術力を持つアンドロイド開発技術者。 男嫌いのレズビアンで、性のお相手は人間もセクサロイドも全て女性。 リバーシブルだが、どちらかというとS。 ●ハナブサ『PG2506=ハナブサ』(男性型アンドロイド) ヤマト王国 国王陛下付き護衛機。完成から10年。210㎝。 外見年齢は不明だが若く、横にも縦にも大きな巨体の持ち主。 護衛機になるべく造られた機体で、国産機随一の堅固強靭な装甲を誇る。 寡黙で感情の起伏がソウヤに比べ非常に乏しいが、命令には忠実で、ハヅキ国王からは全幅の信頼を置かれ、甚く気に入られている。 ●ハヅキ国王(人間・男性) ヤマト王国の国王。35歳。180cm。 繁栄を極める国の象徴。 小さな島国にあって広大な私領を有し、国家随一の資産を持つが、政務は政治家からなる国会にほぼ任せている(議決権・任命権などのみ持つ) 国民から絶大な人気がある一方、王室に不満を持つ国内左派や豊沃な資源を狙う周囲の軍事国家からは、常に命を狙われている。 --- サブキャラクター ●トクラ統合幕僚長(人間・男性) ヤマト王国の国防を担う、3部隊(陸・海・空)から成る国家防衛隊を束ねる統合幕僚長(国防で一番偉い人) 50歳。180cm。 偶然ミヤジマ博士と知り合ったことをきっかけに、博士のその天才的な頭脳と高いAI技術力に惚れ込み、自身への護衛機から、国防隊に関わる全ての警備システムまでを開発委託した。 非常に真面目で王家への忠誠心に溢れる一方で、ミヤジマ博士のような外れ者・曲者にも一定の理解を示す度量のある、懐深い人物。 痩せマッチョで、面立ちに鋭さのあるイケオジ。 趣味はゴルフとクレー射撃。 ●ユン(人間・男性) ヤマト王家に仕える、イツキ王子専属の王室教師。60歳。162cm。 ハヅキ国王が王子(王太子)だった頃から、王族の専属教師として仕えている。教職歴は30年。 ヤマト国籍を取得した華国人の両親から産まれ、華国の血を引くものの出生地及び国籍はヤマト。 王室教師以外に地方大学の客員教授も務めていて、出張や学会などで多忙な日々を送っている様子。 アンドロイド相手にも敬語で話し、人あたりが穏やかな好々爺。 お茶菓子が大好物で、プライベートでも3時のおやつは欠かさないが、順調に上がっていく血糖値に少し不安を感じてもいる。
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