昼の顔と夜の顔

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「真希さん、私のことを呼ぶときは千紗と呼び捨てにして…」 私が話すと真希さんも、 「私のことも真希と呼び捨てにして…」 と話してくれた。 2人で窓の外に見える新宿の美しい夜景を見ながら私が、 「来年は、どんな年になるのかな?」 と話すと真希さんが、 「お互いに幸せな1年になるといいね!」 と言葉をかけてくれた。 このときの私は真希さんといつまでも一緒にいたいと心から思った。 2人の幸せな時間は、まるで時間が止まったかのように永遠に続いた。
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