第16話「アリバイ」

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あれから幾ばくかの〘時間〙が〘経過〙して現在アッシュ・ゴールド・ジュニアはニッヘル・クロードと共にとある場所まで来ていたっ!!? クロード「バカなっ!!?そんな訳が無いだろうっ!!?彼女は今病院に居るんだぞっ!!?」 アッシュ「Mr.クロードっ!!?それが彼女が仕組んだ〘罠〙なのさっ!!?それに?ここまで説明すればさしもの君でも理解できたんじゃないのかな?」 クロード「ぐっだがっ!!?その推理には確証がっ!!?」 アッシュ「無いっ!!?そう言いたいんだね?確かに君の言う通り…ボクの推理にもまだ決定的な何かが足りないっ!!?けどね?ボクはこうも考えてる」 アッシュ「銀時計が刻んだ時の中をゆっくりと過ぎ去るこの世界には…?何処までも空虚な空が存在してるっ!!?」 アッシュ「そしてその空はボク等を照らすように怪しく揺れて…暗くて深い迷宮の底へと誘う風が吹いている!!?」 アッシュ「ねぇ?クロード?キミも薄々気付いてるんだろ?この事件の裏に彼の姿が見え隠れしている事に?」 そう話したアッシュの目は何処までも空虚な空を映していたっ!!?そして…吹き渡る風が憂う様に…流れ始めた〘時間〙の中で彼は藻掻いていたっ!!?少し前の事であるっ!!!?
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