1人が本棚に入れています
本棚に追加
/7ページ
大工でバリバリ働いていたお爺ちゃん、周りの人への気遣いや、優しさを忘れずに。
家や、仕事場を建てても見積もりよりも安めで
請求をしたり。
何か困った事があれば、ほっとく事はできず
直ぐにでも、駆け付けて手を差し伸べる。
だから、お爺ちゃんには人がついて行く
人脈もかなりあった。
そんな、お爺ちゃんが亡くなった。
原因は「肺癌」
煙草と、アルコール。其れに上乗せして
お爺ちゃんは、余りご飯を食べない。
お酒が入れば甘い物は食べたり、おつまみには箸を付けるが、働いた分のご飯は食べてるところを見た事がない。
だから、筋肉はあって力あるから大工の仕事は
出来ていたものの。
かなり細みの体型をしていたのだ。
そのせいで、病気の進行は早く。
この前は普通に話せていたのに…と家族で悲しくなるのは、覚えている。
だから、煙草は嫌い。
だけど。お爺ちゃんの匂い。
お爺ちゃんの居なくなった、家はもぬけの殻の様
締まるとこ締めていた人が、居なくなったのだ。
家族には、お爺ちゃんが必要。
「戻ってきてほしい」
最初のコメントを投稿しよう!