プロローグ

1/2
前へ
/270ページ
次へ

プロローグ

声を聴かせて? 甘く、アタシを溺れさせて。 声をきかせて…… アタシを何処までも貫いて、 アタシの息の根を止めるほどに。 声を聞かせて? 消えてゆくアナタの声をもう一度。 声をキカセテ…… アタシの居場所を感じたいから。 声を聞かせて……。 消せない刺青だけが、 アナタとアタシを繋ぐ唯一のカタチ。
/270ページ

最初のコメントを投稿しよう!

39人が本棚に入れています
本棚に追加