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第一章 フラれ女
いくら好き合っていても、愛し合っていても、好きだ嫌いだとか甘いことや酷いことをなんだかんだ言ったって其々が想う気持ちは結局………
体の相性であっという間に逆転してしまうものなのだ──！！
「もー無理」
「え」
「おまえ、本当見かけ倒しなんだもんなー」
「……」
「ごめん、別れよう」
「……」
「それがお互いの幸せの為だよな？」
「……」
また……
また……
（またこんなフラれ方されたぁぁぁ───！！）
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