後書きというか思いの丈を投げさせてください

3/3
前へ
/197ページ
次へ
ロニー卿のことは既に書いたので、他で大きく変わったのは、エファリューが正真正銘のエヴァの子であるという事実を明かすタイミングです。 そこから芋づる式で、他のエピソードにちょこちょこと変更が出た感じです。 実はエファリューの秘密は、エピローグで明かす予定でした。 最後の最後に真実がわかって驚く展開、読み返して納得する描写……というものをやってみたかっただけです……。 しかしまあ、見切り発車でやれるものではなく、だいたいそこに行き着くまでが長すぎるんで、序盤に回しました。 実を言えば連載中も、アルには明かさないつもりでいました。 打ち明けるタイミングを間違えたら彼は「エヴァの子!? 穢らわしい! 出ていきなさい!」と言いかねない気がして……。アルを一番信じてなかったのは作者です。笑 書いているうちに、今の彼なら受け入れられそうだと結論が出て、アルの前で脱ぐ流れになりましたが、それもわりとリアルタイムな変更でした。 たぶん、そうしようってなったのは、本当にあのエピソードの直前だったような。 なので当然それまでは、鉱山内の決着でもエヴァの子とバレないよう縛りがあったんです。アルには途中から気を失ってもらう予定でした。でもそれじゃあ、あまりにアルが使えなさすぎじゃない……ヒーローなのにいいとこなしじゃない(੭ ˃̣̣̥ ω˂̣̣̥)੭ु⁾⁾ つまりアルは、秘密を受け入れられる男になったことで、結果として鉱山でもいいところを見せられたわけですね。 ぼろくそ言ってますが、アルは好きですよ。残念なイケメン万歳! 何か他にも書きたいことがあった気がしますが、たぶんそういうのって後からぽろぽろ出て来るんですよね。思い出して、あっとなったらその時に追記したいと思います。 とりあえず、今はこれで満足です。 長い物語と、世迷言にまでお付き合いくださり、ありがとうございました 少しでも、楽しい時間を過ごしていただけたなら嬉しいです 2024/01/04
/197ページ

最初のコメントを投稿しよう!

163人が本棚に入れています
本棚に追加