フユミフユ 〜ともだちはヘンテコオバケ☆〜

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「ねえ、今日は、おこられたって、いいじゃない? わらわれたって、いいじゃない? 今日がくるしいなら、明日をたのしくすればいいんだよ?」 と…フユミは、にっこりと。 「なくしたぬいぐるみを、みつけられるかも。こうかんっこで、いいことがあるかも。声がおおきいねって、ほめられるかも。できなかったことができるようになるかも。だからね、明日なんか、こわくない、…ついでに、おばけだって、こわくない」 まるで、『ともだちおばけ ハルミハル』の中の…やさしい『おばけ』みたいに。 「そうだね、明日なんか、こわくない、それに、おばけなんか、こわくない、だね」 と…私も、ついつい、わらっている。 そして、フユミは…にっこりのかおのまま。 「ミフユも、気がついたのね?」 と。 …うん。 私、やっと…気がついたよ。 「そう、私は、がんばって、さいごまでいきた、あなたじしん」 と、フユミは…やっぱり。
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