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…そして。
「いつかの明日に、ミフユが、お花屋さんになれたのか、白いおうちに住めたのか、てつぼうがじょうずになれたのか、おともだちに、出会えたのか。私は、しっているけれど、今は、ひみつにするね。それは、おばけじゃないミフユが、じぶんで、たしかめなくては、ね?」
と…フユミは。
「それが、やくそくできるなら…私は、いくわね」
…と。
こどものすがたに、もどりながら。
にっこりと、わらいながら。
ふわり…空へと。
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