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敵は睡眠不足
「ふぁぁ、眠い〜秋山、眠い」
秋山「昨日は何時に寝たんですか?」
「え?夜中の三時」
秋山「起きたの何時です?」
「えーと4時」
秋山「そら眠いっすわ」
「全部秋山のせいね」
秋山「僕に八つ当たりせんとってください」
「あ!あぶない!」
秋山「あぶな!急に飛び出してくんなー!」
「急ブレーキ間に合ってよかったって、、、え?なんか蹲ってる?」
秋山「えー!当たってないですよ、ドラレコにもちゃんと映ってるはず」
「もう、車進めないじゃない、ちょっとどいてもらってくるわ」
秋山「え、じゃあハザードつけときますね」
「ねぇ、大丈夫?大丈夫でしょ?当たってないんだから、立ちなさいよ」
男「すみません、立ちくらみを起こしてしまってて、すぐによけますね」
「え、立ちくらみ?ここじゃ危ないからあそこのベンチまで行きましょう、ほら掴まって」
男「ありがとうございます、すみません、お恥ずかしい」
「顔色あまり良くないわね」
男「ただの寝不足なんで少し休めば大丈夫です」
「横になったら?何か食べたの?」
男「いいえ」
「ちょっと待ってて」
男「はい」
秋山「モグさんなにやってんやろ、コンビニ行った?」
「はいこれ」
男「え?」
「ホットココア嫌い?」
男「いえ、好きです」
「どうぞ」
男「え、あ、ありがとうございます」
「それじゃ、私急ぐので」
男「あ、あの!お礼させてください、連絡先、教えてもらえませんか?」
「そんなのい、、ぁ、、『素敵な出会いがあるでしょう』あぁ、えーっとこちらから連絡するので、名刺くださいな」
タニー「あ、はい、タニーと申します」
「ありがとう、お大事にね」
秋山「モグさん、時間!」
「今行くー」
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