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毒に蝕まれるダメージで顔面蒼白になりつ、ゆーちゃんのカイフクで瀕死ギリギリを保つ。
最初の大部屋にたどり着くと、他のボトマー達の視線は、冷たいものが多かった。
「初心者が毒に苦しんでるぜ。毒消し10ゴルで売ってやろうか?」
相場は分からんけど、イカレたボッタクリなのは、ニヤついた顔で分かる。
「お構いなく。あと少しで街や...」
一歩一歩、ダメージに耐えつつ進む。
さすがに、他の目もある場所で、僕達に襲い掛かってくるピーカー《PKer》(利益や快楽目的でプレイヤーキルを厭わない連中)は居ないようで助かった。
何とか、現在の門を通って帰還した所で、意識は朦朧。
これ以上歩くと絶命の危険を感じた。
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