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「さて、もう9時40分だ。このあとさらにどこかに行かなければならないやつはしばらくここで待機じゃな。あとで隠れていたやつも来る。私はもうこれでな。あとは二戸が残っておけばいいだろう」
あっ…ダンディがあっちゅう間に帰っていったぞ。早く寝たかったのかな?
「さぁ、隠れているやつの場所も分からんかったやつらはさっさと退室しろ」
「「はーい」」
ゾロゾロと出ていって…残ったのは俺とおっさんだけ?
「今回男子は2人かぃ。学年で2、3人が普通だから珍しいねぃ」
はっ?2人?何を言っているんだ?はっ、まさかこの人も……
ガチャリ
応接室の扉が開いた。
「ようやく来たのかぃ」
「すみません。遅くなってしまいました」
「…誰?」
「いや、見て分かりません?小戸ですよ」
「いや、感じが…気力が初めて会ったときと違うんだよ、びっくり人間サン」
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