よんじゅうよん

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よんじゅうよん

今日は三月一日で。 私にとっては暗い冬が昨日で終わって、楽しみにしていた予定のある日だったのよ。 それが、暗転してしまったのだけど。 今はまだ泣き言書くわけにいかない。 明日に備えて!! ということで、昨日の話。 昨夜 やっと終わった仕事から帰って、居室の前で錠を開けようとした私。 「お帰り、お疲れ」 と、猫を抱いて階段を降りて来た息子。 「ただいま〜」 と戸を開けた私の足元をヒュッと通り去る白い影。 は?! なんで?? バタンと閉まるトイレのドア。 つまり、猫は愛しいがアレルギーな私は居室に猫達を入れないよう気をつけていて 息子もそれは知っているからいつも戸を開ける時は猫達を抑えててくれてて。 なのに 尿意優先。。。 よりによって一番小さくてすばしっこい子。 ヤツの嫌いなポリ袋ガサガサ音で追い立てて誘導するも、結局忍者のごとく視界から消えて 元客間、現在私の寝室(八割物置)の何処かで気配を消されて一時間半。 その後、 諦めて風呂に入った私(結構長風呂)が戻って錠を外して戸を開けると、 退屈してたらしいヤツはシュッと飛び出て二階行きましたよ。 部屋が荒らされてなくて良かったが、元々散らかってるのでわからない。 障子は元から破られてたし。 それ以来、ニャーニャーアピールしても無視してるわよ。 今もガラス戸カシカシ引っ掻いてるけど、知らないよ。 この部屋入ったら当分おやつ無しだと 学習していただかなければ。 …ぜひ  なんとか。
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