チョコレートと僕(学生時代)結人✕雅美

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寮の個浴室とはいえ、それなりの広さがある結人の浴槽は2人で入ってもゆったりとできる。 「この匂いいいよね?暫くこの入浴剤にしようと思って。」 「綺麗な緑色ですね。なんか落ち着きます。」 雅美は体育座りのようにちょこんっとしている。 「九条足伸ばしてゆったりしようよ。」 雅美は1人顔を赤らめている。 結人に抱きつかれたりしたものだから、意識しすぎて下半身が反応していた。 「どうしたの?九条」 なにやら察したように結人は雅美の肩を抱き寄せる。 「あっ。」 体制を崩しながら結人に抱きしめられてしまう。そしてそのまま口づけられた。 熱い熱いキス。 雅美の身体から力が抜けていくのを確認した結人はそっと雅美の下半身を捉えた。 「ひゃ。。やっ。。」 「九条立ってるね」 証拠を見つけたようにそう告げると、やんわりと揉みしだく。 結人から与られる快楽に雅美は抗えない。 「栗原。。ハッぅ。。」 「気持いんだ九条。」 結人は雅美のたかぶる熱を扱きあげる。 雅美はいやいやをするように首を横に振りながら耐えている。 「逝って良いんだよ」 耳元で囁きながら舌を首筋に這わせる。 チュっと強く吸い上げるとそこが薄っすら赤く色づく。 「あぅっ。。ん」 雅美の甘い吐息が聞こえる。 結人は雅美の弱い所を攻めあげ快感を与え続ける。 「いやぁ。逝っちゃう。」 限界を訴える雅美が愛らしい。 結人は雅美に激しく口づける。 雅美の身体が震えて結人の手を濡らした。 泪目になっている姿も愛しい。 結人の腕に抱かれてグッタリしている雅美にそっと口写しでお水を飲ませる。 雅美は結人から与られる水を飲み干した。
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