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第一話 転校生
「うふふ。驚かせてしまったみたいですね。
私の秘密…知ったからには…
そうですね…私と結婚してもらいます。
覚悟して下さいね。」
私は笑顔で凄い事を言った。
それが、彼との出会いだった。
秘密を知られた私は、見知らぬ彼に
突然プロポーズをした。
見知らぬ彼は、尻もちをついたまま、
呆気に取られた顔でこちらを見ている。
「あなた…お名前は?
この辺にお住まいなのかしら?
結婚するんだから、お名前ぐらいは知って
おきたいですね…。
あっ、そうだ、ご年齢は?」
私は彼に質問攻めをした。
彼は驚きのあまり、声が出せずにいる様だった
「困りましたね…。
そうだ…父を呼びますね。
一旦、家に来てもらいますね。
このままでは、困るので…。」
私は父に電話をかけて、迎えに来てもらった。
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