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私は走って学校へ向かった。
学校へ向かう途中で加奈ちゃんに会った。
「加奈ちゃん。おはようございます。
今日も暑いですわね。」
「あっ、南おはよう！
ねぇ、もう聞いた？
今日、転校生が来るらしいよ。」
「えっ？転校生ですか？
それは初耳ですわ！
どんな方でしょうか？
男性でしたら嬉しいですわね！」
「それが、特進クラスらしいよ！
頭良いんだね！
後で一緒に見に行こう！」
「そうですわね！
楽しみですわ！」
私と加奈ちゃんは、わいわい騒ぎながら
下駄箱で靴を履き替えて、教室に向かった。
教室に着くと皆んな転校生の話で盛り上がって
いた。
「男子らしいよ！
それもイケメンだって！
イケメン最高！」
「あら、男性みたいですわね！
それも、イケメンですって！」
「最高じゃん！南！
絶対後で観に行こうね！」
私と加奈ちゃんはテンションMAXではしゃいでいた。
すると、教室に先生が入ってきた。
「はーい！席に着いて！
ホームルーム始めるよ。」
先生が教卓に立って挨拶を始めた。
「おはようございます。
皆さんも噂聞いてるみたいだけど、
今日、2年生に新しく転校生が来ます。
だからといって、あんまり騒がないように
しましょう。
先輩だから、迷惑はかけないようにね！」
先生の挨拶も終わって、1時間目の授業が始まった。
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