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柳原の優しさ
俺はいつも犬と一緒だった。犬の次郎は俺を癒してくれる大切な相棒だ。
日課の散歩に出かけた。いつも同じ道を通る。次郎は嬉しそうに尻尾を振って散歩を楽しんでいるようだ。
公園から住宅街に入った。そこで一人の男が目に見えた。俺は通り過ぎる時に挨拶をした。
「こんにちは」
男はこちらを一瞥すると何も言わずに去って行った。俺はこの人は挨拶もできないぐらいに辛い状況に陥ってると思って同情した。
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