思い出した

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 目が開いた。 「……夢か」  雨戸を閉めているので、部屋の中が暗い。なので、手元にあるリモコンで明かりをつける。 「もう、こんな時間か」  枕元にある時計を見ると九時。  さすがに午後はありえないだろうから、午前の九時だろう。 「それにしても、さっきの夢……」  体を起こしながら、目を覚ます前までに見ていた夢を思い出す。  戦国時代。俺は織田信長様のもとで戦っていた。そして、敵兵の一人と相討ちになる。  俺と相討ちになった敵兵は…… 「そうか! 思い出した!」
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