1人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
人間の父さん、母さんが帰ってきた。
「零翔大丈夫だった?」
「流石に仕事とはいえ、一ヶ月は開けすぎたかもしれない。すまなかった」
「大丈夫」
「最高に楽しかったから」
というと、お父さんもお母さんも不思議そうな顔をした。そして、切り倒された杉と3段ベッドは何事かと問い詰めた。
一つやっぱりどうしようもなくむずむずと頭に残っていた。
こうした時にXはつぶやける。だって誰も信じてくれなさそうだから。
『宇宙人がホームステイしにきたんだけど、宇宙人もトイレした後ふるえるらしい』
とつぶやいて、いややっぱりこんなこと言ってもネットでもバカバカしいよなあなんて一瞬で消そうとした。
知らないアカウントからいいねされた。携帯がふるえた。
最初のコメントを投稿しよう!