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オヒタシーは、男達の無線機を使い
『シッソ君』と『オッ君』に連絡した。
物の十数分でふたりが来て、モロコシが成敗した
惨状を見て驚いていた。
だが、ひとりも死人は出なかった、それに
切り落とされた指や腕、足などは
シッソ君、オッ君等により冷凍保存されて
病院で全ての者が無事に縫合され
密航者の身体は元に戻される(形だけは)
死者は取り敢えず出なかった。
(出血多量で危なかった者もいたらしいが)
オヒタシーも無事に帰れはしたが
父親とシッソ君、オッ君にこっ酷く
叱られた『セリ・オヒタシー』だった。
叱られているオヒタシーの足を自分の両前足で
掴み、マウントを取っていたモロコシであった。
『セリ・オヒタシー』と『忍犬・モロコシ』
終わり
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