⛰️入学式の翌日(金曜日)⛰️

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宮嶌の同級生 「ちぇ~!わかったよぉ… んじゃ、オイラは先に教室、行ってるぞ~」 宮嶌は、その男子に片手で返事をした。 幼馴染み 宮嶌 海 (みやしまかい) 「それにしても…へえ、ふぅん…」 正面玄関口の壁際まで追い込まれ 胸元や、顔をじーっと見つめてくる… アタシ 御崎 煌 (みさききら) 「な、なによ…そんなに じろじろ見るなっ、気持ち悪い!」 アタシは自分の胸元を 両手で隠しながら、宮嶌を見上げて睨む。 胸を頑張って寄せてきたの、バレてるかも…// 幼馴染み 宮嶌 海 (みやしまかい) 「……//」 (内心:小中高の時から見てるけど やっぱ可愛い…// 胸を頑張って大きく見せようとするなんて やっぱ、乙女だよなあ… めちゃくちゃ可愛いじゃねぇか…// しかも、この上目遣い…たまんねぇ// やべ…俺の、起ちそう…//) 宮嶌の顔が、紅くなってきたと思ったら 今度は自分で自分の頬をひっぱたいた!? アタシ 御崎 煌 (みさききら) 「…!」 宮嶌は、咳払いしつつ 開いたままだった口元を閉じて つばを呑みこみ、こっちに背を向ける… 幼馴染み 宮嶌 海 (みやしまかい) 「んじゃ、またあとでな~! まな板チビ姫♪」 ムムムッ! アタシ 御崎 煌 (みさききら) 「その、あだ名で呼ばないでよ!」 はあ…調理部門の 教室がある方に行っちゃった… ほんと、なんなのあいつ! むかつくなあ… ふう…気にしない気にしないっ アタシも、デザート部門に行こっと!
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