1.新婚の甘い夜

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「チュパッ!もう挿れてもいい?―――!?」 「はぁっ、はぁ、はぁ、うん―――――・・」 枕元に置いたゴムに手を伸ばした瞬間、小春さんが僕の手を掴んでそっと下ろした。 「小春さん?」 「……えーと、ナシで繋がってみる?」 「え!?  それは妊活の開始、とゆうこと?」 「んー、新婚生活も3か月たったし。  真守くんも訓練はいっぱいしたでしょ」 小春さんが照れた感じで僕の手をすりすりしながら言う。 結婚してハジメテを体験した僕には、自信を得るほどの実践をこなした感覚がなかった。 夫としても、ましてや父親の器ではないし。 オトコ!と胸を張っていいのかさえ微妙だ。 「まだまだ経験不足じゃ?  男として半人前な気がして…」 「え?どこが?  若さもあってちょっと絶倫系ぽいよっ。  もうじゅうぶん男だと思う」 「まだ四十八手も極めてないのに?」 「…………それ、どこ情報!?  男としてどこを目指してるの!?」 小春さんが目を丸くして僕を見上げる。 少し怪訝そうな顔もかわいい♡ 「チュウ―――」 「ん―――――」 キスを再開したら深く考えなんて及ばなくて。 僕の目指してることは初めからひとつしかない… 「僕は小春さんを気持ちよくしたいだけ」 「…私も。真守くんじゃないとダメで、  ただ私が真守くんのぜんぶ欲しいだけ」 「小春さん♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡」 「んふっ♪」 柔らかな胸に顔を押しつけ腰に巻きつくようにして抱きしめた。 小春さんは僕だけのもの! 絶対に僕の子種を小春さんに授けなければ!! 小春さんが30歳までに第一子を出産するとして。 後3か月ほどかけて僕が鍛錬をつみ、男を爆上げしてから妊活をする計画だった。 前倒しだけど本望です!!
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