どうして?

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どうして?

誰かに何かを言いたいなら、鏡を見て下さい。 そこにいます。 相手は、いるではないですか。 自分が相手になってあげて下さい。 そんなに許せない事があるのなら、SNSではなく、鏡に映る自分へ。 思う存分叫んで下さい。 きっと、言えないのでしょうね…。 怒って暴言を吐く自分の顔を、 見た事がある人はどれくらいいるのでしょう…。 嫌な噂は直ぐにまわる。 周りから好かれている人を嫌う人もいる。 良い噂がまわる事は、ほとんど無い。 悪い噂は当人に『死』を選ばせる事も少なくない。 たった一言が、その人の運命を左右させる。 自分が言える側の人間でも、生活する上で支障が無いのであれば『今』という刻を楽しみたい。 それではダメなのでしょうか…? 『言葉の槍』は『言葉の槍』を生むだけ。 負のサイクルに入ってしまったら抜け出せなくなってしまう。 どうするのでしょう…。 本当にいなくなってしまったら。 生んでしまった槍を、無き物にする事に全力を尽くすのでしょうか。 傷付いたら、キチンと言葉にして誰かに言わないと、スッキリしない。 でも、言葉にしない代わりに恨んだり怒ったりする気力だけはあって。 自分の求める言葉と、興味の無い言葉の差は、 天秤にかけたらハッキリと分かるかもしれません。 『100と0』 そうなのだと思って仕方ないのです。 プライベートも少なく、お仕事で世の人に楽しみをくれる方は本当に素敵です。 『今』を生きる事を選んだ方は、 のちに自分の人生を思い出した時、 きっと美しいのでしょうね。 楽しみを生む人間になりたいと、心から思う最近であります。
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