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ゆっくり、ゆっくり手を動かすと、さらに声が響いた。
「んんっ!あっ!…ん」
それは明らかにおっさんの声だった。
それなのに…
俺は少しずつ興奮し始めていた。
だって今反応してるのは俺の彼女の萌香なんだ。
そう思うと、俺はおっさんのち◯こを扱いてるのに興奮していた。
「萌香、気持ちいい?」
「あっ!なんかやだっ!怖い!なんか…やぁぁ…」
萌香は両手で顔を覆ったまま、徐々にその太った身体を強張らせた。
「理央くんっ!止めて!もぅ…んん」
「萌香、あと少しだから…」
俺は手を止めずひたすら扱き続けた。
「んっ!」
小さな声と共に萌香はイッた。
何故か俺まで息があがっていた。
飛び散った物を拭きながら、俺は我に返った。
「ごめん、ちょっと…」
そう言って洗面所に駆け込んだ。
手についたのを洗いながら、その臭いが鼻をついてそのまま吐いた。
気持ち悪い。
手に付いちゃったのも、他人のは臭すぎるのも、こんな状況なのに興奮しちゃったことも。
気持ち悪過ぎて、俺は吐いた。
部屋に戻ると萌香はもうズボンを履いていて、何故か正座していた。
「理央くん、ありがとう。なんかもう大丈夫そう。」
俯いて恥ずかしそうに言った萌香。
「うん、それならよかった。」
俺的には全然よくないけど。
しばらくうなされそう。
自分のすら見るのが嫌になりそう。
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