君が失ったピースは、僕と一緒に埋めよう～思い出して……。貴女と僕の時間を……。～

打ち合わせ

直緒さんと話した後、早速、澪緒さんにメールをした。

すぐに、返信が入る。
『姉のために、力を貸してください。』と。

仕事が終わるのはどうしても平日は午後六時半は、過ぎてしまう毎日。そして、澪緖さんは、子育てをしている。北川宗家の跡取り息子を育てる澪緖さんに、夜に会うことは、難しい……。相手に会わせるためには……。

やはり、北川家か、莉子にも協力をしてもらおうか……。

色んな考えが浮かんだ。