プロローグ

3/3
前へ
/92ページ
次へ
   どういうことか? 超能力の存在は、誰がなんと言おうと、俺の中では周知の事実で、それは覆しようのない現実なのだということだ。 この世界が蝶の見ている夢なのだとすれば、それはまた違う話になってくるが、とにかく俺は超能力だけは誰が何と言おうと断固として存在していると言い切る。 言い切れる確かな根拠がある。  ───なぜなら自分もそんな特別な力をもっているからだ。    
/92ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加