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辺りは明るくなり、朝になっていた。
陽の光が眩しく、部屋を照らしている。
私の声で、反応したのか母と妹が怒りながら
部屋に入ってきた。
「もう、昨日から何を騒いでるの?」
「お姉ちゃん…?!」
二人は目をぱっちりと大きく見開いて、
衝撃をうけていた。
なんと、目の前には裸の廉太郎が立って
いたからだった。
訳が分からず、二人は一度部屋のドアを
閉めて、廊下に出て行った。
そして、もう一度ドアを開けて、大声で
叫び出した。
「きゃー!!」
「な、な、な、何で…
れ、れ、れ、れ、れ、廉太郎⁈」
私達は全員、パニック状態だった。
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