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ⅰ.壱崎 天音
「別にいいよ!これでいいの!!」
いいのよ!!
「…いいの?」
「あんただって、加害者の癖に!」
私は、そのいいのよ!!
と
「加害者の癖に!!」
言う言葉の意味が分からない。
こんな状況なのに。
親友がこんな事。
隠して。
かくして。
辛いのを。
そりゃあ怒るでしょ?
それが起きたのは、
2023年11月13日。
月曜日だった。
私は友達と5人グループで、
何時もどーり。
学校から帰ってたの。
その時に親友。
あんたは雰囲気を壊した。
それは、
私にとっては、
他の3人にとっては、
「げ、ばらしやがった。」
といった感じだったのでは無いだろうか。
あんたが虐められてたって。
それから、
絶対誰も居ない駐車場で、
言い合いという言葉の乱闘が巻き起こったの。
目の前で。
起きた「それ」を。
ただただ私は見ることしかできなかった。
でも、
いつの間にか私も言うようになったの。
「もう辞めて!」
「やだ!」
と。
途中から泣いてたわ。
でもその度、
「煩い!」
「あんただって!」
って言ってたけど。
他のふたりに、
「あんたの方が煩い!」
って。
喝を入れられてた。
んで。
「私だって!巻き込まれたくない!」
「もう辞めて!!!」
「私は何もしてない!知らないの!!!」
って言って、
最初の光景になっちゃった。
私はただ…ただ…
3人があいつをイジって、
それを…
笑ってただけなのに。
なんで…
私は。
無自覚の家に
虐めてたの?
先に4人は帰った。
あいつが1番先。
その後3人が行った。
私は立ち尽くしていた。
複雑な心境の中に
裏切られたと思ったのは確かだった。
色々と様々と思っているうちに、もう夜だ。
月の日差しが私のメンタルを燃やす今日を、
少しでも明るく思えるよう生きる努力をしたい。
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